おすすめの本 - 母と娘ふたりの生活

離婚するにあたり子供の心が1番心配でした。私自身が両親揃った家庭で育っているので、ひとり親の子供がどんな心境なのかは想像でしかわかりません。

自分の父親は家にいるのが当たり前で、休日は遊びに連れて行ってくれたり、家族でゆっくり過ごすのが普通でした。なので夫にも同じような事を求めてしまっていました。

夫は仕事や遊びでほとんど家にいる事がなく常にワンオペ育児。私は仕事も辞めていたので大人と話す機会がなく赤ちゃんとの生活。メンタル的にも落ちていたと思います。

離婚すると子供に辛い思いや不自由な思いをさせてしまう。子供に目をかけられず、グレてしまうかもしれないと最後まで踏ん切りがつきませんでした。

けれど私と夫は向いている方が違う、協力していけないんだと感じた時、1人で育てて行こうと決断することができました。

その時に佐々木正美さんの本に出会い、その本の中に、　いろいろな人の手を借りて子育てをしてください。子どもの育ちを豊かにします　と書いてありました。

どうしても1人で育て上げようと考えがちですが、子育ては両親揃った家庭でも大変なのに1人ならなおさら大変ですよね。自分で自分を苦しめる事になってしまいます。

私も両親やきょうだい、娘たちに関わってくれる人達に感謝し、皆で子供達を育てていければいいかなとこの本を読んで心が少し楽になった気がします。

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