子供達が小さかった頃(0歳と2歳)、上のむすめの熱が出て、午後3時頃お迎えの連絡がありました。
ワンオペで、誰の手も借りれない状態。
急いで迎えに行きました。
むすめは泣いてぐったりしている。
通っている保育園では、原則、きょうだい児が発熱したらどちらも連れて帰るような決まりとなっていました。
下のむすめは0歳でまだ抱っこが必要。
でも上のむすめを今のうちに病院に連れて行きたい。
同時に抱っこはできない、おんぶと抱っこか??荷物はどうする?病院で上のむすめと下のむすめが同時にぐずってしまったら?
と色々考えます。
小児科に行くのはまた今度にしようかな、、と思っていた時、
保育園の先生が、近くの小児科に行かれますよね?下のむすめちゃんを見ておくので、今のうちに小児科に行ってきませんか?
と声をかけてくださいました。
一緒に連れて帰らないといけないと思っていたので、その時は涙が出そうになるくらい、配慮が有り難かったです。
仕事で疲れた身体。
熱で呼び出しがあり仕事は平謝りし早退してきた。
家では看病か、、今日は眠れないだろうなと思っていた時、とても有り難いお言葉。
小児科受診し、お薬を頂き、無事に下の娘を迎えに行けました。
お利口さんでしたよ〜とその保育士さんは言ってくださりました。
修行のような毎日に、心が折れそうな日々。
そんな時に保育士さんは寄り添ってくださいました。
保育園で安全に見てもらえるから、安心して働くことができました。
子供が小さい時はどうしても人手がいりますし、1人でこなすのは限界があります。
体力も精神力もいる子育て業。
もっと子育てしやすい環境であれば、日本の少子化は改善されるのではないかな?と思ったり。
あの時期は本当に大変で、記憶がないくらいだったのですが、この嬉しかった事だけは数年経った今も、ずっと忘れずにいます。
これからも忘れない。
いつか自分も、人が困っている時に助けてあげられるような人になりたいです。